靖国神社を参拝
ある人に靖国神社に行った話を聞いた。
日本のために貢献してくれた人々を祀っている場所だから行ってきたというようなことを話していた。
その話を聞いて私も行った方がいいなと思った。
なぜなら私の祖父も戦死したからだ。
ロシアで馬に乗って見回り中に撃たれて亡くなったと子供の頃に祖母が話していた。
結局、母は父親を写真でしか見たことがない。
中学校の時に学校だか部落だかの代表に選ばれて靖国神社に参拝に来たという話を以前聞いていた。
でも自分の中であのあまりいいイメージのない神社と祖父のことが全然つながっていなかった。
「公式参拝ですか?」その質問になんだかモヤモヤした違和感をいつも感じていた。
詰め寄る記者や嫌な顔をして応対する政治家。
全体的に殺伐としているというかイライラした雰囲気のイメージがあって靖国神社には偏見しかなかった。
以前、興味本位から行ったことはあったが、祖父の事を思ったこともなかったし感謝を感じたこともなかった。
戦後76年目にしてやっと行く気になったのかもしれない。
なので母と一緒にお参りに行って来た。
とても整然としていてきれいな神社だった。
静かで落ち着いていて気持ちのいい場所だった。
なんで今まで来なかったんだろう。毎年来てもおかしくない場所なのに…
行ってきてよかった。
命をつないでくれた祖父にも感謝できた。
大事な場所。行った方がいい場所を避けてしまう自分がいるな。なんてことにも気がつけました。
戦争なんて二度と起こしたくない。静かに御魂に感謝する。鎮魂する。
一度は訪れて欲しい神社です。
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