年を重ねるのも悪くない
私は脚本家の宮藤官九郎が好きなので今期のドラマ「俺の家の話」を楽しみに見ています。
能楽師で人間国宝の観山寿三郎の長男で元プロレスラーの寿一が父親の介護のために20年ぶりに実家に戻って二十八世観山流宗家を継ぐために能の稽古を再開させるってざっくり言うとそういう話。
寿三郎は西田敏行、寿一は長瀬智也が演じている。
今回は20年ぶりに家族旅行に行くお話。20年前はハワイだったけど、寿三郎が身体が不自由で車椅子生活を余儀なくされているため常磐ハワイアンセンターに行き先を変更。
しかも途中途中に寿三郎がかつて浮き名を流した女性達に会いに行くおまけつき。
その道中で純烈ならぬ純烈が行かないスーパー銭湯を巡業している「潤沢」のリーダーの「たかっし」に出会い、大雪で来られなくなった潤沢のメンバーに代わって寿一たちがハワイアンセンターの舞台に上がるという内容。
その「たかっし」を演じてるのが最近めっきりセクシーさを解禁しちゃった阿部サダヲ!
前期のドラマでむちゃくちゃ粋でセクシーな落語家さん演じたと思ったら今度はいやらしい腰つきでムード歌謡を色気ムンムンで歌ってた 笑
素敵すてき!50歳過ぎてなお、色気を解禁しちゃうなんて!いいじゃない。
それから寿三郎がなぜか舞台に上がって「マイウェイ」を歌うという。
もう西田敏行本当に歌が上手い。
紅白で「もしもピアノが弾けたなら」を聴いて感激したことを思い出してしまった。
何が言いたいのか。意味不明かもしれないけど…今回のドラマ見て年を重ねるのも悪くないって思ったのですよ。
阿部サダヲにしても西田敏行にしても年を重ねても遊び心満載で本当に楽しそうに演じている。見ていてワクワクしてしまった。
いくつになっても挑戦はできるし、好きなことをやっていい。
年を重ねることで引き出しが増える→芸に深みが出る様を見たような気がした。
老けこむ必要なんてない。もう若くないからなんて思わずに死ぬまで遠慮しないで生きたいものだなと思ったのです。
さすがクドカン。
めっちゃ笑わしてくれて本質ついてくる。
私もとんちの効いたカウンセラー&ヒーラー目指してやっていきたいわと思いました。
「俺の家の話」面白いです。おすすめですよ。
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