自分を大切にするお金の使い方
「おカネの切れ目が恋の始まり」というドラマが最終回を迎えた。
私の若いころに流行っていたトレンディードラマからは考えられないような清貧女子が主人公のドラマだった。
「よき。よき。」が口癖で愛読書が「方丈記」。
新しく欲しいものを買うときは考えに考えて一生付き合えるものなのかを見極めてから買う。
1時間半かけて行列に並んだ末に買うのはクルミクッキーただ一つ。
でも本当に幸せそうにおいしそうに味わいながら食べている姿にこっちまで表情がほころんでしまう。
洋服は自分で作るし、お茶碗が欠けたら金継ぎで繕う。
すごくかわいい女の子の主人公で見ていて楽しかった。
このくらい徹底して自分の欲しいものだけを買って大切にするなんてすごいなと思った。
見習いたいものだ。
本当はもっと長いお話だったんだけれども相手役の三浦春馬君が亡くなってしまったので4話で完結した。
最終話はもう春馬君を撮っていた場面がなくなってしまったんだろう。出演者全員で完結するよう撮影していた。
みんなどんな気持ちで撮影したんだろうと思ったのとなんで死んじゃったんだろうとでやはり悲しくなって泣いてしまった。
でも春馬君の事を思ってお蔵入りさせないためにみんなが一丸となって撮影している優しさが画面から伝わってきた。
自分のペースをとても大事にしている主人公ならではの優しい時間の流れるいいドラマでした。
お金の使い方ひとつとっても自分を大切にすることはできるんですね。
本当に欲しいものだけを買う。
そして買ったものを骨の髄まで味わったり大事に使って受け取る。
とても大事なことですね。
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